【魅惑の冒険世界】ロードス島戦記の魅力、オーディブルで再び

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ロードス島戦記といえば、日本におけるファンタジー小説の礎を作ったと言っても過言ではない傑作ファンタジーですね。特に今に続くエルフの印象を日本に定着させたのはディードリットの存在と言い切ってしまっても問題ないでしょう。

基本情報

タイトル 再生時間 著者 ナレーター

[1巻] 新装版 ロードス島戦記: 灰色の魔女
8時間15分 水野 良
安田 均
高橋 研二
〆野 潤子

感想

オールドファンには、もはや説明不要かもしれませんが、少しだけロードス島戦記がどういうお話しなのかについて触れておきましょうか。

ロードス島戦記を一言で表現するとRPGです。
当時ちょうどファミコンで発売されて人気を博していた国民的RPGドラクエをさらに魅力的にした物語というと、ご存じない方には一番イメージしやすいでしょうか。

熱血漢の主人公パーンを筆頭に、冒頭でも少しお話した聖霊使いのディードリット、親友の僧侶や魔法使いやドワーフの戦士、そして一癖も二癖もありそうな盗賊がパーティーを組んで繰り広げる冒険譚です。

ドラクエとの違いで特徴的な点を一つだけ挙げると、戦う相手が単純明快な魔王だけではない、一巻のタイトルにもなっていますが、白でも黒でもない灰色の存在ということでしょうか。

個人の思い出になってしまい恐縮ですが、中学生時にふらっと立ち寄った本屋に平積みされていた表紙を見て一目惚れして買ってしまい、読み始めたら最後、そのままロードス島戦記のどっぷりとはまってしまい、夢中で貪り読んだことを今でも覚えています。

さて、そんなロードス島戦記ですが、全巻audibleで聴くことができます。

もちろん活字を追いかける読書も楽しいものですが、改めてaudibleで聴くとあの頃の想像力が強く掻き立てられます。

まるで、パーンと気持ちを同化させ、あまりにも魅力的なあの世界を冒険している感覚が味わえます。

やはりといいますか、想像以上と言いますか、プロのナレーターさんはうまいですね。(語彙力なくてすみません。。)

なんなのでしょうか。もはやモノマネ芸人もびっくりで、一体一人何役をこなすのでしょう。

驚嘆すべきことに、何役もこなしているはずなのに、まるで別の人が話しているとしか思えないほど全然違和感ないから、ぐいぐい話に引き込まれていくのです。

(さすがに男性と女性は別のナレーターさんですが、二人だけです。)

わかる方にはこういえば伝わるかもしれないですが、朗読好きにはお馴染みのNHK新日曜名作座の、西田敏行と竹下景子の二人芝居をイメージしてもらうといいかもしれません。

日常生活でワクワクすることがなくてなんだか退屈だなと感じられている方、ワクワクドキドキが欲しい方には、ぜひaudibleでロードス島戦記を聴いてみて下さい。

オーディオブックだと、何かしながらでも、気軽に聴けてしまいますから。

最初は、ながらで聴き始めても、いつの間にか夢中になってしまっていると思いますけどね。

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